継続可能な環境づくり

環境問題をより具体・共感・即時に:末永くゆとりのある生活でありますように

 地球の資源には限りがあり、如何にして持続的に利用するかが、21世紀、人類が直面している最大の挑戦です。当コーナーでは、台湾の博物館が如何に科学博物館を通して、現代の環境議題に対する重視と責任を発揮しているかを呈しており、展示と活動を通して人々がこれらの議題を検討することを喚起します。

 私たちは、もはや科学的知識を訴求の手段とするのではなく、経済発展の背後で支払われた環境の代価を視覚的且つ叙事的に訴えることを試みています。大型のモノクロ映像で被害者の状況を伝えることで、環境への慢性的な暴力が時代性を反映したものであることを強調し、人々の共鳴と共感をかき立てます。

 過去半世紀の人類による漁業の乱獲は、食物の持続可能な発展へのもう一つの挑戦です。科学博物館は様々なイベントを通じ、魚をどのようなかたちで消費すれば、このように重要な自然資源が枯渇せずに済むのかを訴え続けています各種の環境保護の議題に直面して、台湾の博物館が、前から堅持し実践してきたこと…それは、「正しいことをしっかりやる!」ということです。